わかりやすい文章の書き方
このページは、わかりやすい文章の書き方を考えるためのページです。
目次
注意
- このページを作ったひとが現在進行形で考えていることのため随時内容が変わることがあります。
- 主に自分用の文章なのでこの文章自体はわかりづらいかもしれません。
考え方 (前提)
そもそも文章はわかりづらい
例 | |
---|---|
漫画 | 絵が多いのでページをめくっているだけでもある程度わかる😊 |
アニメ・映画 | 何もしなくても画面を見ているだけでもある程度わかる😊 |
小説 | 文章を読んで、頭の中で状況をイメージして…😞 |
そもそも日本語が上手な人間は日本人でも少ない (自分も、読者も)
- ひらがな、カタカナ、漢字、熟語、慣用句、専門用語、etc
- 伝えたいことに対して適切な言葉を知って、使う必要がある
- 適切な言葉を知っていてもそれを知らない人には伝わらない
- 例「猫という言葉を知らない人が仮にいたとしたら、その人に猫についてわかりやすい文章を書けるのか?」
分かりやすい文章を書く方法
- できるだけ文章を書かない
- 1つの文を短くする
- 余白を増やす
- 漢字を減らす
- 読む人に合った言葉を使う
できるだけ文章を書かない
- 文章を書かずに別の方法で伝えられるならそのほうがいい (解釈の揺れが減る)
- できるだけ文章を書かない方法
- 箇条書き
- 表
- 図・絵
- 箇条書きや表を使うと下記の効果がある
- 言葉数を減らせる
- 言葉の間に余白が入るので目で見やすい形にできる
元の文章
できるだけ文章を書かない方法としては、「箇条書き」「表」「図」「絵」などを使うことが考えられます。箇条書きは、接続詞などを省いて文章を短くすることができます。表は複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくすることができます。図や絵は文章自体を省くことができます。
箇条書き
- できるだけ文章を書かない方法
- 箇条書き (接続詞などを省いて文章を短くすることができる)
- 表 (複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくできる)
- 図・絵 (文章自体を省くことができる)
表
できるだけ文章を書かない方法
方法 | 概要 |
---|---|
箇条書き | 接続詞などを省いて文章を短くすることができる |
表 | 複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくできる |
図・絵 | 文章自体を省くことができる |
1つの文を短くする
- 1つの文が長いと頭に入ってこなくなる
- 1つの文ごとに句読点が1ずつつ程度の長さになるように区切ることを考える (接続詞を減らす)
元の文章
今日は1日休みだったので朝は10時ごろに起きてから朝食のパンと目玉焼きを食べて洗濯や掃除をしてから資格の勉強をしたあと昼食のカレーを食べて散歩しました。
1つの文を短くした文章
今日は1日休みだったので、朝は10時ごろに起きました。
起きてから、朝食はパンと目玉焼きを食べました。
洗濯や掃除をしてから資格の勉強をしたあと、昼食のカレーを食べました。
昼食を食べたあと、散歩をしました。
余白を増やす
- 余白が少ないと頭に入ってこなくなる
- 余白を増やす方法の例
- 句読点 (「、」「。」)
- 括弧
- 改行
- 見出し
元の文章
できるだけ文章を書かない方法としては箇条書きや表や図や絵などを使うことが考えられ箇条書きは接続詞などを省いて文章を短くすることができて表は複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくすることができて図や絵は文章自体を省くことができます。
余白を増やした文章
できるだけ文章を書かない方法としては、「箇条書き」「表」「図」「絵」などを使うことが考えられます。
(方法の例)
「箇条書き」は、接続詞などを省いて文章を短くすることができます。
「表」は、複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくすることができます。
「図」「絵」は、文章自体を省くことができます。
漢字を減らす
- 漢字が多いと下記の問題が起こる
- 画数が多いものが多くなり目で見づらくなる (余白が減る)
- 使った漢字を読む人が読めない可能性が出てくる
- 文章が硬くなる (頭に入りづらくなる)
- 漢字を減らす例
- ひらがなでもいい漢字をなくす (「漢字をひらく」。「等」→「など」)
- 熟語を減らす (「使用する」→「使う」)
漢字を増やした文章 (見づらい)
出来るだけ「文章を書かない」方法としては、「箇条書き」「表」「図」「絵」等を使用する事が考えられます。箇条書きは、接続詞等を省略して文章を短くする事が出来ます。表は複数の項目を並べて整理したい時に目で見やすくする事が出来ます。図や絵は文章自体を省く事が出来ます。
読む人に合った言葉を使う
- 使おうとした言葉を知らない人向けの文章ではその言葉を使わない。知っている人向けの文章ではわざわざ言いかえない
- 例「(Web)ブラウザ」→「青いeのマークを押すと開く画面」
- 知らない人向けの文章では伝わらない (または言葉が出てくる最初などに説明を追加する)
- 知っている人向けの文章 (技術者同士など) で言いかえると不必要に文が長くなる
- 想定読者を考えて、その読者のパターンを読む必要がある