面接で聞く内容

このページは、面接で聞く内容を考えるためのページです。

目次

注意

  • このページを作ったひとが現在進行形で考えていることのため随時内容が変わることがあります。

そもそも何のために面接する?

  • 会社の中にある何らかの仕事の人手が足りないから求人しているはず
    • → 求人応募した人がその仕事に合っているかを判断する必要がある (能力面)
    • → 合っていなくても、将来的に合いそうかを判断する必要がある (新卒など)
  • 能力があっても会社の文化にあまりにも合っていないと仕事がうまく進められない
    • → 人となりも判断する必要がある (性格面)

あらかじめ志望者に伝えること

伝える内容 理由
「形式ばらずざっくばらんに話がしたい」 志望者側: 緊張が緩和される
会社側: 委縮されると聞きたいことが聞けない (気まずい。お互いの時間がもったいない)
「プライバシーにかかわることで答えたくないことは答えなくていい」 (家族、持病など) 志望者側: 質問によって傷つくことが出てくる可能性がある
会社側: ハラスメントにあたる可能性があり、会社のイメージの低下につながる可能性がある

聞く内容

聞く内容 補足・理由
簡単な自己紹介 形式上
簡単な志望動機や志望しようと思ったきっかけ
職務経歴を順を追って深堀りする (職歴欄や職務経歴書から) その人の経験が採用後に活かせそうか検討できる
どういう仕事が向いているか、不向きか 採用したときの仕事が合うかやポジション (リーダーかメンバーか) を検討できる。どういう仕事にやりがいを感じるかも聞けるといい
働き方 (週何日、何時間) 無理な働き方をしてもらわなくていいようにする
持病などの事情がある場合に会社で必要な配慮があるか
(通院、親の介護での休みなど)
(会社にある特定の仕事を例に) 仕事をお願いした場合あなたならどう進めていくか 採用後の実際のシチュエーションを想定できる
会社に対する質問があるか 志望者側の疑問点を解消してもらう

職務経歴の深掘りでわかること

職務経歴 わかること、推測できること
リーダー経験が長い 人をまとめた経験がある (人数なども聞ければ聞く)
新規事業 (新しい仕事の立ち上げ) の経験がある 自分たちで仕事のルールや段取りを決める仕事をしてきた
事務・データ入力経験が長い タイピングなどがある程度できそう、正確性がある程度ありそう
営業・接客経験が長い 人とある程度コミュニケーションが取れそう
システム開発・運用経験が長い IT リテラシーがある、コンピューターがある程度使えそう

「どういう仕事が向いているか、不向きか」の確認でわかること

内容 わかること、推測できること
手順が決まっていない、1からルールなどを作っていく仕事 (非定型業務) 新しい仕事を依頼したときにうまく取り組めるか
手順書などで手順が決まっている仕事 (定型業務) 決まりきった仕事を依頼したときに長期的に取り組めるか
黙々と取り組む仕事 (定型業務)
人と接する仕事 (感情労働) 複数人でチームをつくって協調して進める仕事が取り組めるか
  • 非定型業務が得意で定型業務が苦手 → 仕事をある程度丸投げして自分で考えてもらうほうが力が発揮できることが多い
  • 非定型業務が苦手で定型業務が得意 → 手順書などがある仕事のほうが力が発揮できることが多い (細かい整合性チェックなどの品質がいい場合が多い)