Visual Studio Code で Java + Maven 環境を設定してデバッグ実行する
このページは、Visual Studio Code で Java + Maven 環境を設定し、デバッグ実行するまでの手順を説明するページです。
- 記載時点の Visual Studio Code のバージョンは 1.28.1 です。
- 現時点では簡易的な説明になっています。また、主に Java のコード確認に使用する程度の用途を想定しています。
手順 (Windows の場合)
1. JDK のダウンロードページ から JDK をダウンロードし、インストールします。
(JDK がインストールされていない場合。Windows (64bit) の場合は jdk-8u191-windows-x64.exe など)
2. 環境変数 JAVA_HOME
を設定します。
(JAVA_HOME
が設定されていない場合。値は 1. でインストールした JDK のパスです。例: C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_191
)
3. Maven のダウンロードページ から Maven をダウンロードし、任意の場所に解凍します。
(Maven が無い場合。apache-maven-3.6.0-bin.zip など)
4. 環境変数 PATH
に Mavenの実行ファイルのある場所を指定します。
(例: D:\apache-maven-3.6.0\bin
)
5. Visual Studio Code の拡張機能 (Ctrl+Shift+X) で 「Java Extension Pack」を検索し、インストールします。
6. 「ファイル」 > 「フォルダーを開く」から作業したいフォルダを指定します。
7. コマンドパレット (Ctrl+Shift+P) で「Maven: Generate from Maven Archetype
」を選択します。
8. 「maven-archetype-quickstart
」を選択し、必要項目を入力します。
(例)
Define value for property 'groupId': com.example.test
Define value for property 'artifactId': example-test
Define value for property 'version' 1.0-SNAPSHOT: 1.0
Define value for property 'package' com.example.test: com.example.test
Y: (そのままEnter)
※ 例の場合だと example-test/src/main/java/com/example/test/App.java
などが生成され、少し待っていると .classpath
などが生成されます。
// 生成された App.java
package com.example.test;
/**
* Hello world!
*
*/
public class App
{
public static void main( String[] args )
{
System.out.println( "Hello World!" );
}
}
9.「デバッグ」 > 「デバッグの開始」(F5) をするか、main() メソッドの上に表示されている「Debug」からデバッグ実行が行なえます。
※ ブレークポイントやウォッチ式も使用できます。