タスクの作成方法

このページは、タスクの作成の方法を考えるためのページです。

目次

注意

  • このページを作ったひとが現在進行形で考えていることのため随時内容が変わることがあります。
  • ここでいう「タスク」は、主に RedmineBacklog などのツールで管理するタスクを想定しています。

タスクにする作業

項目 概要 成果物の例
調査 すべきことに対して情報が不足していて不確定要素になっている内容をクリアにする作業。検討などの次のタスクの材料にする 情報を整理した資料など
検討 (洗い出し) 仮説や方針、方向性、段取りの候補を洗い出す作業 検討資料、「検討 (決定)」の成果物の素案 (たたき台) など
検討 (決定) 検討の結果、方針や方向性、段取りを1つに確定させる作業。「検討 (洗い出し)」作業と同じタスクに含めても可 計画書、手順書、工程表、運用ルール資料など
実施 決定の結果、手順がある程度決まった作業 (流しの作業) 実務ごとの成果物
検証 実施の結果、仮説や方針、方向性、段取りの中のどの要素が有効でどの要素が問題だったかを洗い出す作業。次の検討の材料にする 検証結果資料など
  • 備考
    • 検討から実施までを同じタスクにするとタスクが完了するまでに時間がかかる (タスクが中途半端に溜まる) 場合がよくあるため、検討と実施は1つのタスクにしないほうがタスク消化しやすい

タスク作成時に記載する項目

項目 概要
主題 (タイトル) 実施したいタスク
目的 (作業する理由) タスクを実施する目的・理由
ゴール (成果物) 何ができていればタスクが消化できたとみなせるか
手順 タスクを消化するための手順
参考 参考になる資料 (リンクなど)
優先度 どの程度優先して消化するか (A~F のようなランク、「高」「普通」「低い」など)
期限 いつまでにタスクを消化するか (日にちなど。重要なタスクでない場合は期限を決めなくても可)

例 (調査)

項目
主題 (タイトル) PC 一覧表の最新化と在宅に使用できる PC の把握
目的 (作業する理由) 社員の在宅勤務用の PC を確保するため、在宅勤務に使用できる PC が何台か、整備が必要な PC が何台か、不足が何台か把握したい
ゴール (成果物) 1. 最新の状態に更新した PC 一覧表 (OS, CPU, メモリ, セキュリティソフトの種類)
2. 在宅用 PC として何台使用できるか、何台整備が必要か、何台不足か算出した表
手順 1. PC 情報のスクリーンショットの取得と指定フォルダへの配置 (できるだけ各社員に依頼して分担する)
2. 1をもとに PC 一覧表に記載
3. 別タスクで決めた在宅用 PC の条件に当てはまる PC を「使用可能 PC」、整備すれば使用可能な PC を「要整備 PC」としてカウントし、社員数 - 使用可能 PC - 要整備 PC の数を不足数として表に記載
参考 在宅用 PC の条件 (タスク #XX)
優先度
期限 2020/04/30