心理学用語

このページは、心理学などの用語をまとめる予定のページです。

注意

  • このページを作ったひとが読んだ書籍などに記載されていたものを記録のために記載しているため網羅性はありません。
  • リンクは主に Wikipedia のものになっています。

一覧

用語 簡単な概要
アンカリング あらかじめ基準値が提示されているとそれに合わせて人の判断が近づいてしまう
安全基地 (セキュアベース) 辛い時でもいつでも頼ることのできるもの・場所
一貫性の原理 人間は自分の行動を一貫させようとする (ので自分がした判断を覆しづらい)
インポスター症候群 自分の成果を肯定できず、偽りのものと感じてしまう
学習性無力感 逃げられないと一度悟ると逃げられる状況になっても逃げなくなる
(何をやっても無駄だと悟ると行動しなくなる)
希少性の原理 数が少ない限定品に対して価値が高いと思ってしまう
ゴルディロックスの原理 3つの選択肢のうち真ん中を選んでしまう
コンフォートゾーン ストレスの無い安全な場所
自己成就予言 された予言・した予言に合うように行動が変化していく
社会的手抜き 関わる人数が多いと手を抜いてしまう
戦うか逃げるか反応 危機的状況などに置かれると起こる強い緊張
テスト効果 学習したことを思い出す行為で記憶が強化される
認知的不協和 矛盾した状態に対する不快感。それを解消しようとする心の動き
ピーク・エンドの法則 終わりがどうだったかで全体の印象が決まってしまう
返報性の原理 好意を伝えられる、譲歩されるなどするとお返しをしないといけないと感じてしまう
忘却曲線 覚えたことをどの程度の時間でどの程度忘れるかを示したグラフ
埋没費用 損失が出ていても途中でとめることができない
メンタルブロック できない、無理、などの否定的な思い込み。行動を抑制する考え方
ラポール 2者間の信頼関係
レジリエンス 心の復元力、しなやかさ
リフレーミング 見方を変える

効果

用語 簡単な概要
アンダーマイニング効果 自発的に行っていたことに対して報酬などの外発的動機づけを与えられると逆にやる気が下がる
ウィンザー効果 第三者の口コミに、より信憑性を感じてしまう
カクテルパーティー効果 ざわざわしている中でも自分の名前や興味のある会話はよく聞こえる
カラーバス効果 意識している色(もの)がよく目につくようになる
カリギュラ効果 禁止されるとやってみたくなる
権威付け 有名な人や多くの人の推薦がされている商品だと信用度が上がる
スポットライト効果 実際よりも人から気にされていると感じてしまう
(実際にはそれほど気にされていない)
スリーパー効果 信頼性の低い情報でも時間が立つにつれて説得されやすくなる
単純接触効果 会う・見る回数が多いと好感を持つ (人、広告など)
ツァイガルニク効果 途中になっていることのほうが記憶に残りやすい
バーナム効果 誰にでも当てはまることを自分や特定の人にのみ当てはまることだと思ってしまう
ハロー効果 何かに秀でている人に対して別の分野でも秀でていると錯覚してしまう
バンドワゴン効果 皆がしていることを自分もしたくなる (皆が選んだものを選びたくなる、皆が持っているものを持ちたくなる)
ピグマリオン効果 期待されると成果が上がる
プライミング効果 先に受けた刺激 (イメージ、言葉) によって後の行動や思考が無意識に変わる
ホーソン効果 何らかの期待を感知するとその期待にあわせて行動を変化させてしまう
保有効果 自分の持っているものに価値を感じ手放したくないと思ってしまう
マタイ効果 恵まれた人はより恵まれた状況に置かれ、恵まれない人との差が開いていく
レイク・ウォビゴン効果 自分は平均より優れていると思ってしまう

バイアス

用語 簡単な概要
後知恵バイアス 結果を知ってから「こうすればよかったのに」と思ってしまう
内集団バイアス 自分がいる組織やグループ、身内が他より優れていると思ってしまう
確証バイアス 自分の信じている考えに合う情報だけ探して都合の悪い情報は見ないようにしてしまう
現状維持バイアス 変化を避け、今の状態を維持しようとしてしまう
自己奉仕バイアス 成功は自分のせい、失敗は自分以外のせいと思ってしまう
正常性バイアス 災害など悪い状況が起こったときでも「大したことはない」「大丈夫」と思ってしまう

その他