麻雀用語
このページは、日本の麻雀用語をまとめる予定のページです。
目次
注意
- このページを作ったひとが自分のために記載しているため網羅性はありません。
- 基本的に「他の資料だと説明が詳細なので逆に一瞥しづらい」「他の資料だと五十音順になっていてグループ分けされていないことが多く用語自体がわからないと目的の内容を探せない」という部分の解消を目的としてこのページが作られています。詳しい説明が知りたい場合は Wikipedia やページ末尾の参考などを参照してください。
- 役の種類の説明は 麻雀の役 にあります。
一覧
ゲームの構成
項目 | 概要 |
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局 (キョク) | 麻雀のゲームの最小単位。プレイヤーの人数分の局がある (4人 = 1局、2局、3局、4局)。 |
場 (バ) | プレイヤーの人数分の局を1まとまりにした単位。最大で東場 (トンバ)、南場 (ナンバ)、西場 (シャーバ)、北場 (ペイバ) の4つがある。「卓上」という意味で「場」ということもある。 |
巡 (ジュン) | プレイヤーの人数分のツモ (= 牌を引くこと) を1とした単位。4人麻雀の場合、1巡目~最大18巡目まで。 (麻雀牌136枚 - 牌山14枚 - 手牌13枚×4人 = 残70枚のため、誰もチー、ポン、カンしなければ 70 ÷ 4 = 17巡 + 18巡目の東、南 で終了する) |
オーラス | ゲームの最後の局。 |
ゲームの形式
項目 | 概要 |
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半荘戦 (ハンチャンセン) 東南戦 (トンナンセン) |
東場 (東1局~東4局)、南場 (南1局~南4局) を行い、終了時点で一番得点が高いプレイヤーが勝利するルール (一般的なルール)。 |
東風戦 (トンプウセン) | 東場のみを行い、終了時点で一番得点が高いプレイヤーが勝利するルール。 |
一荘戦 (イーチャンセン) | 東場、南場、西場、北場を行い、終了時点で一番得点が高いプレイヤーが勝利するルール。 |
局の終了
項目 | 概要 |
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和了 (ホーラ、あがり) | 役が完成し、手牌を公開することで点数を獲得できる状態。 |
流局 (りゅうきょく) | あがり以外で局が終了すること。 |
役 (やく) | 14枚の牌で作った特定の組み合わせや状態。 |
和了
項目 | 概要 |
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自摸和 (ツモ、ツモアガリ) | 自分で引いた牌を使ってあがる宣言、またはその状態。全員から点数を獲得する。 |
栄和 (ロン、ロンアガリ) | 他のプレイヤーが捨てた牌を使ってあがる宣言、またはその状態。牌を捨てたプレイヤーから点数を獲得する。 |
放銃 (ほうじゅう) 振り込む (ふりこむ) |
他のプレイヤーにロンあがりされ、点数を支払うこと。 |
包 (パオ) 責任払い (せきにんばらい) |
あるプレイヤーが特定の役をあがった時、その役を確定させる副露をさせていたプレイヤーが特別にそのあがりの点数を支払うルール。 このルールが採用されている場合、ツモ和了の場合全額支払い、ロンあがりの場合放銃したプレイヤーと折半して支払う。 |
ダブロン | 2人が同時にロンあがりすること、またはその状態。 |
トリプルロン トリロン |
3人が同時にロンあがりすること、またはその状態。 |
頭ハネ (あたまハネ) | 複数のプレイヤーが同時にロンあがりした場合、放銃したプレイヤーの席番に一番近い1人のみにあがりを認めるルール。 |
途中流局
項目 | 概要 |
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九種九牌 (きゅうしゅきゅうはい) | 配牌時点 (親) または1回目に牌を引いた時 (子) に么九牌 (1, 9, 字牌) が 9種以上手牌にある場合、流局にすることができるルール。 |
四風連打 (スーフーれんだ、スーフォンレンタ) 四風子連打 (スーフーシれんだ、スーフォンツリェンター) |
1回目に捨てた牌が全プレイヤー同じ風牌である場合、流局になるルール。 |
四開槓 (スーカイカン) | 複数のプレイヤーで4回カンが行われた場合、流局になるルール。 このルールが採用されている場合でも、1人が4回カンしている場合は流局にならない。 |
四家立直 (スーチャリーチ) | 全プレイヤーが立直した場合、流局になるルール。 このルールが採用されている場合、4人目の立直時の捨て牌で誰もあがれなければ流局になる。 |
三家和 (サンチャホー) | 1人の捨て牌で他の3人が同時にロンあがりした場合、流局になるルール。 このルールが採用されている場合、3人のロンあがり (トリプルロン) は成立せず流局になる。 |
連荘
項目 | 概要 |
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連荘 (レンチャン) | 1人のプレイヤーが連続して親を担当すること。 |
輪荘 (リンチャン) | 親が次のプレイヤーに移動すること。 |
家 (場所、席)
項目 | 概要 |
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親 (おや) 荘家 (チャンチャ) |
局の最初にサイコロを振り、牌を捨てるプレイヤー (東家)。 あがりになった時に他のプレイヤーより点数が約1.5倍になる代わりに他のプレイヤーからツモあがりされた時に支払う点数が子の2倍になる。 |
子 (こ) 散家 (サンチャ) |
親以外のプレイヤー。 |
東家 (トンチャ) | 東の席のプレイヤー (親)。東の牌が自風牌になる。 |
南家 (ナンチャ) | 南の席のプレイヤー (子)。南の牌が自風牌になる。 |
西家 (シャーチャ) | 西の席のプレイヤー (子)。西の牌が自風牌になる。 |
北家 (ペイチャ) | 北の席のプレイヤー (子)。北の牌が自風牌になる。 |
起家 (チーチャ) | 対局開始時の最初の親。(東1局の東家) |
上家 (カミチャ) | 左側にいるプレイヤー。 |
下家 (シモチャ) | 右側にいるプレイヤー。 |
対面 (トイメン) | 正面にいるプレイヤー。 |
他家 (ターチャ) | 他のプレイヤー。 |
点数
飜
項目 | 概要 |
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飜 (はん、ファン) 翻 (〃) |
役の価値の単位。大きいほど高い点数が獲得できる。複数の役を組み合わせて飜を上げることができる。 |
満貫 (マンガン) | 5飜以下の場合で基本点が2000を超えるあがり。 (符計算しない簡単なルールの場合は合計4飜~5飜のあがり) |
跳満 (ハネマン) | 合計6飜~7飜のあがり。 |
倍満 (バイマン) | 合計8飜~10飜のあがり。 |
三倍満 (サンバイマン) | 合計11飜~12飜のあがり。 |
役満 (ヤクマン) | 合計13飜以上のあがり。 |
符
項目 | 概要 |
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符 (フ) | 手牌の構成やあがりの仕方に対して付与される価値の単位。飜と符が大きいほど高い点数が獲得できる。 |
副底 (フーテイ) | あがった時に必ず付与される符 (20符)。 |
面前加符 (メンゼンカフ) | 面前でロンあがりすると付与される符 (10符)。 |
ツモ符 (ツモフ) | ツモあがりすると付与される符 (2符)。 |
点パネ (てんパネ) 符ハネ (フハネ) |
1の位の符が端数として切り上げされること。 |
点棒
項目 | 概要 |
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点棒 (てんぼう) 籌馬 (チョーマ) |
点数を表す棒。100点、1,000点、5,000点、10,000点の棒がある。 プレイヤーは最初に一定の点数の点棒 (25,000点など) を持ってゲームを開始する。 |
立直棒 (リーチぼう) | 立直のために場に置く1,000点棒。立直棒はあがったしたプレイヤーが獲得できる。 |
積み棒 (つみぼう) | 親が連続する場合に提供される100点棒。あがりした時、獲得点数が積み棒1本あたり300点加算される。 |
供託 (きょうたく) | 立直宣言時に1,000点棒を場に置くこと。供託された点棒はあがりしたプレイヤーが受け取る。流局した場合には次の局に立直棒を取り置きして持ち越す。 |
ハコ | プレイヤーの持ち点がマイナスになること。ルールによってはゲーム終了になる。 |
牌の配置
項目 | 概要 |
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牌山 (はいやま) 壁牌 (ピーパイ) |
それぞれのプレイヤーの前に2段積み上げた牌の集まり。 |
王牌 (ワンパイ) | ドラ、裏ドラ、カンドラ、嶺上牌に使う牌の集まり。(7牌×2段 = 14牌) |
嶺上牌 (リンシャンパイ) | プレイヤーがカンを宣言した時、プレイヤーの手牌に補充する牌。 |
手牌 (てはい) | 各プレイヤーが持つ13枚の牌。 |
配牌 (はいぱい) | 各プレイヤーに配られた最初の手牌。 |
河 (ホウ、かわ) | プレイヤーが捨てた牌の集まり。 |
牌の種類
項目 | 概要 |
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麻雀牌 (マージャンぱい) 牌 (はい) |
麻雀に使用する、数や字などが書かれた用具。136枚を使用する。 ((萬子9枚 + 筒子9枚 + 索子9枚 + 字牌7枚) × 4枚) |
数牌
項目 | 概要 |
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数牌 (すうはい、かずはい、シューパイ) | 1~9の牌。 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀎🀏 🀙🀚🀛🀜🀝🀞🀟🀠🀡 🀐🀑🀒🀓🀔🀕🀖🀗🀘 |
萬子 (マンズ、ワンズ) | 「萬」と記載のある漢数字の数牌。 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀎🀏 |
筒子 (ピンズ) | 丸い形の数牌。 🀙🀚🀛🀜🀝🀞🀟🀠🀡 |
索子 (ソーズ) | 縦棒の形の数牌。 🀐🀑🀒🀓🀔🀕🀖🀗🀘 |
字牌
項目 | 概要 |
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字牌 (じはい、ツーハイ) | 字の牌。 🀀🀁🀂🀃 🀆🀅🀄 |
風牌 (かぜはい、フォンパイ) | 方角の牌。東 (トン)、南 (ナン)、西 (シャー)、北 (ペイ)。 🀀🀁🀂🀃 |
三元牌 (さんげんぱい) | 白 (ハク)、發 (ハツ)、中 (チュン)。 🀆🀅🀄 |
風牌
項目 | 概要 |
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場風牌 (ばかぜはい) 圏風牌 (チャンフォンパイ) |
場と同じ牌。 東場→🀀、南場→🀁 |
自風牌 (じかぜはい) 門風牌 (メンフォンパイ) |
自分の家 (席) の方角と同じ牌。 東家→🀀、南家→🀁、西家→🀂、北家→🀃 |
連風牌 (レンプウハイ、レンフォンパイ) | 場風牌かつ自風牌。例: 東場で東家 (ダブ東) |
客風牌 (きゃくふうはい、コーフォンパイ) | 場風でも自風でもない風牌。オタ風。 |
ドラ
項目 | 概要 |
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ドラ | あがった時に持っていると飜が上がる (点数が高くなる) 牌。 |
ドラ表示牌 (ドラひょうじはい) | 王牌の上で最初に1枚表示する牌。ドラ表示牌の次の牌がドラになる。 例 🀇 (ドラ表示牌) → 🀈 (ドラ) ドラ表示牌が9の時は1がドラになる。 風牌は🀀→🀁→🀂→🀃→🀀、三元牌は🀆→🀅→🀄→🀆、の順でドラになる。 |
裏ドラ | ドラ表示牌の下にある牌を新たなドラ表示牌として扱った際のドラ。立直してあがった時のみ適用される。 |
カンドラ | カンした時に適用される新たなドラ表示牌のドラ。カンした後に立直してあがった場合はカンによって増えたドラ表示牌の下にある牌もドラ表示牌として扱われる。 |
赤ドラ | 🀋🀝🀔の3種各4枚のうち、色の赤い牌 (🀋R🀝R🀔R)。赤ドラありのルールの場合に各1枚使用される。 |
その他の呼び方
項目 | 概要 |
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老頭牌 (ロウトウハイ) | 1と9の数牌。 🀇🀏 🀙🀡 🀐🀘 |
中張牌 (チューチャンパイ) | 2~8の数牌。 🀈🀉🀊🀋🀌🀍🀎 🀚🀛🀜🀝🀞🀟🀠 🀑🀒🀓🀔🀕🀖🀗 |
么九牌 (ヤオチューハイ) | 老頭牌と字牌。一九字牌。 🀇🀏 🀙🀡 🀐🀘 🀀🀁🀂🀃 🀆🀅🀄 |
役牌 (やくはい) | 役になる牌。 ・三元牌。(必ず役になる) ・風牌のうち、場風牌または自風牌。 |
プレイヤーの行動
項目 | 概要 |
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自摸 (ツモ) | 牌山から牌を引く行為。 |
打牌 (だはい) 切る (きる) |
自摸のあとに牌を捨てる (不要な牌を1枚河に置く) 行為。 |
宣言
項目 | 概要 |
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自摸和 (ツモ、ツモアガリ) | → 自摸和 |
栄和 (ロン、ロンアガリ) | → 栄和 |
吃 (チー) | 上家が捨てた牌を使って順子を作るための宣言。(上家からのみ可能) 例 🀉_🀇🀈 (🀉 をチーした) |
碰 (ポン) | 他のプレイヤーが捨てた牌を使って刻子を作るための宣言。 例 🀉🀉_🀉 (対面から 🀉 をポンした) |
槓 (カン) | 槓子を作るための宣言。カンした場合、不足した牌を嶺上牌から引き、牌を捨てた後にカンドラを表示させる。 |
暗槓 (アンカン) | 自分の牌のみを使う場合のカン。 例 🀫🀑🀑🀫 |
大明槓 (ダイミンカン、ミンカン) | 他のプレイヤーが捨てた牌を使う場合のカン。 例 🀑🀑🀑🀑_ |
加槓 (カカン) | ポンした刻子 (明刻子) と同じ牌の4枚目が自分の手牌にある場合のカン。 |
立直 (リーチ) | あと1つの牌があればあがりの状態になる (聴牌になっている) ことを他のプレイヤーに知らせる宣言。 1,000点を支払い、役をつける (1飜)。副露時には宣言できない。 |
鳴く (なく) | チー、ポン、カンを宣言すること。 |
状態
項目 | 概要 |
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副露 (フーロ) | 他のプレイヤーの捨てた牌を使って (チー、ポン、カン (大明槓) によって) 面子を作ること。また、作った状態。 |
門前清 (メンゼンチン) 門前 (メンゼン) |
副露をしていない状態。 |
チョンボ | 反則。 例 ・あがり牌を間違ってツモ、ロンを宣言した ・役がない状態でツモ、ロン宣言をした ・フリテン状態でロンを宣言した ・牌が少ない (少牌)、多い (多牌) |
聴牌
項目 | 概要 |
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聴牌 (テンパイ) | あと1つの牌があればあがりになる状態。 |
ノーテン | 聴牌していない状態。 |
フリテン | 聴牌しているが、待ちに自分が捨てた牌が含まれており他のプレイヤーからロンあがりできない状態。 |
形式聴牌 (けいしきテンパイ、ケイテン) | 役がない聴牌の状態。 |
ダマテン ヤミテン |
門前で立直せずに聴牌を取る状態。 |
空聴 (カラテン) 純カラ (じゅんカラ) |
聴牌しているが河などにあがりのための牌がすべて出尽くしておりあがりが見込めない状態。 |
ポンテン | ポンによって聴牌すること。 |
チーテン | チーによって聴牌すること。 |
向聴
項目 | 概要 |
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向聴数 (シャンテンすう) | 聴牌までに必要な、牌の交換回数。 |
一向聴 (イーシャンテン) | あと1つの必要な牌を不要な牌と交換できれば聴牌になる状態。 |
二向聴 (リャンシャンテン) | あと2つの必要な牌を不要な牌と交換できれば聴牌になる状態。 |
手牌の形
基本形
項目 | 概要 |
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和了形 (ホーラケイ) | 役を完成させた形。基本的に4面子 (3牌4組) + 1雀頭 (2牌1組) を作る。 例 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀚🀛🀜🀓🀔🀕🀠🀠 |
面子 (メンツ) | 牌の組み合わせ。 |
順子 (シュンツ) | 階段状に同じ種類の数牌を3つ揃えた組み合わせ。 例 🀇🀈🀉 |
刻子 (コーツ) | 同じ牌を3つ揃えた組み合わせ。 例 🀑🀑🀑 |
槓子 (カンツ) | 同じ牌を4つ揃えて「カン」として宣言した組み合わせ。 例 🀫🀑🀑🀫 (暗槓) 🀑🀑🀑🀑_ (大明槓) |
塔子 (ターツ) | あと1つの牌があれば面子として完成する牌の組み合わせ。 例 🀈🀉 (🀇 か 🀊 があれば順子になる) 例 🀈🀈 (🀈 があれば刻子になる) |
対子 (トイツ) | 同じ牌を2つ揃えた組み合わせ。 例 🀑🀑 |
雀頭 (ジャントウ) 頭(アタマ) ヘッド |
基本的なあがり形に必要な対子。 例 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀚🀛🀜🀓🀔🀕🀠🀠 の時の 🀠🀠 |
待ち
項目 | 概要 |
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両面待ち (リャンメンまち) | 2種類の数牌のどちらかがあれば順子になる待ち。 例 🀈🀉 (🀇 か 🀊 があれば順子になる) |
嵌張待ち (カンチャンまち) | 間の数牌があれば順子になる待ち。 例 🀈🀊 (🀉 があれば順子になる) |
辺張待ち (ペンチャンまち) | 端の数牌があれば順子になる待ち。 例 🀇🀈 (🀉 があれば順子になる) 例 🀎🀏 (🀍 があれば順子になる) |
双碰待ち (シャンポンまち、シャボまち) | 2つの対子のどちらかの牌がもう1つあれば刻子になる (+あがりになる) 待ち。 例 🀝🀝🀑🀑 (🀝 か 🀑 がもう1つあればどちらかが刻子になる) |
単騎待ち (タンキまち) | 雀頭の待ち。 例 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀝🀝🀝🀑🀓🀔🀕 の時の 🀑 |
裸単騎 (はだかタンキ) | 4副露している (すべての面子をチー、ポン、カンで他のプレイヤーに晒している) 状態での単騎待ち。 |
多面張 (タメンチャン) | 3種類以上の待ち。 例 🀈🀉🀊🀋🀌🀚🀛🀜🀓🀔🀕🀑🀑 (🀇🀊🀍 のいずれかの待ち) |
延べ単 (のべたん) | 雀頭の候補が2つある待ち。 例 🀇🀈🀉🀊🀋🀌🀝🀝🀝🀒🀓🀔🀕 の時の 🀒 か 🀕 |
その他の形
項目 | 概要 |
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リャンカン | 3つの数牌の間2つのどちらかがあれば順子になる待ち。 例 🀈🀊🀌 (🀉 か 🀋 があれば順子になる) |
亜両面 (アリャンメン) | 対子と順子が重なった複合形。 例 🀉🀉🀊🀋 (🀉🀌 待ちになる) |
完全一向聴 (かんぜんイーシャンテン) | 一向聴の時に対子・両面対子・両面のターツがある形。(手牌のすべての牌が聴牌に繋がる必要牌になっている) 例 🀉🀉🀝🀝🀞🀔🀕 |
両面・両面 (リャンメン・リャンメン) | 一向聴の時に両面待ちのターツが2つある形。 例 🀉🀉🀝🀞🀡🀔🀕 |
ヘッドレス | 雀頭が無い形。 |
リャンメンカンチャン | 両面と嵌張の複合形。 例 🀇🀉🀊🀋🀋🀌 (🀊🀍 とカン 🀈 が受け入れ) |
手作り・手役作り
項目 | 概要 |
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有効牌 (ゆうこうはい) | 聴牌に向かうために手牌に活用できる牌。(向聴数が進む、有効に活用できる牌) |
受け入れ (うけいれ) | 牌を手牌に活用できる余地。 |
受け入れ枚数 (うけいれまいすう) | 手牌に活用できる牌の種類と枚数。 |
牌効率 (はいこうりつ) | 手牌を最短で聴牌にするための、牌の活用効率。 |
愚形 (ぐけい) | 嵌張、辺張などの受け入れ枚数が少ない形。 |
バック 後付け (あとづけ) |
役の付かない牌をチー、ポン、カンしたのち、役を確定させる形 (役牌など) を後で確定させる行為。 |
縦 (たて) | 刻子の受け入れ。 |
横 (よこ) | 順子の受け入れ。 |
浮き牌 (うきはい) 不要牌 (ふようはい) |
他の牌との繋がりが無い (コーツになっておらず他の牌と離れている) 牌。 |
5ブロック理論 (5ブロックりろん) | 4面子1雀頭を5つのブロックと捉えて手を作る打ち方。(面子やコーツが合計6ブロック以上ある場合は受け入れ枚数が少ないコーツや浮き牌を捨てていく) |
オリ
項目 | 概要 |
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オリ | 他のプレイヤーに放銃しないことを優先すること。 |
ベタオリ | 他のプレイヤーに放銃しないように自分のあがりを諦めて相手の安全牌を優先して捨てていくこと。 |
配牌オリ (はいぱいおり) | 配牌の時点でオリること。 |
回し打ち (まわしうち) | 他のプレイヤーの危険牌を捨てないように手を崩すこともあるが自分のあがりを諦めないように立ち回ること。 |
読み
項目 | 概要 |
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安全牌 (あんぜんぱい、あんぱい) | 相手にロンあがりされる可能性が無い牌。 |
危険牌 (きけんはい) | 相手にロンあがりされる可能性が高い牌。 |
現物 (げんぶつ) | 相手が捨てている (= 相手にロンあがりされる可能性が 0 の) 牌。安全牌。 |
生牌 (ションパイ) | 場に1枚も見えていない牌。 |
ツモ切り (ツモぎり) | 牌山から牌を引いて (= 自摸して) そのまま捨てること。 |
手出し (てだし) | 手牌の中から牌を捨てること。 |
壁 (かべ) | 自分から見て場に4枚または3枚見えている数牌 (誰かが捨てている、自分の手牌にある、ドラ表示牌に使用されているなど)。 🀎 が場に4枚見えている場合、相手が🀍🀎 の形のターツを持っている可能性は 0 となり、🀏 は両面待ちとしてはロンあがりされることが無いため、状況によっては安全になる。 |
ノーチャンス | 壁と同じ (4枚見え) |
ワンチャンス | 壁と同じ (3枚見え) |
スジ
項目 | 概要 |
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スジ | 相手が両面待ちと仮定した場合の2つの待ち牌のうちのもう片方、またはそれらの牌の組み合わせ。(各数牌6組、計18組) 例 🀇 → 🀊 がスジ 例 🀈 → 🀋 がスジ 例 🀉 → 🀌 がスジ 例 🀊 → 🀇🀍 がスジ 例 🀋 → 🀈🀎 がスジ 例 🀌 → 🀉🀏 がスジ 例 🀍 → 🀊 がスジ 例 🀎 → 🀋 がスジ 例 🀏 → 🀌 がスジ 相手や相手の立直後に他のプレイヤーが片方の牌を捨てている場合、もう片方の牌はその組み合わせの両面待ちとしてはロンあがりされることがない (= ルール上フリテンになる) ため、状況によっては安全になる。 |
裏スジ (うらすじ) | 相手の捨て牌の隣の牌のスジ。 例 🀇 または 🀌 → 🀈🀋 が裏スジ 例 🀈 または 🀍 → 🀉🀌 が裏スジ 例 🀉 または 🀎 → 🀊🀍 が裏スジ 例 🀊 または 🀏 → 🀋🀎 が裏スジ 例 🀋 → 🀇🀊 または 🀌🀏 が裏スジ 手牌の形が 🀇🀉🀊 のような嵌張・両面の選択になった場合に🀇 を捨てて 🀈🀋 の両面待ちとするパターンが比較的あるため、状況によっては危険なスジになる。 |
中スジ (なかすじ) | 2つの数牌の中間のスジ。 例 🀇🀍 → 🀊 が中スジ 例 🀈🀎 → 🀋 が中スジ 例 🀉🀏 → 🀌 が中スジ |
またぎスジ | 相手の捨て牌をまたぐスジ。 例 🀈 → 🀇🀊 例 🀉 → 🀇🀊、🀈🀋 例 🀊 → 🀈🀋、🀉🀌 例 🀋 → 🀉🀌、🀊🀍 例 🀌 → 🀊🀍、🀋🀎 例 🀍 → 🀋🀎、🀌🀏 例 🀎 → 🀌🀏 手牌の形が 🀈🀈🀉 のような形になった場合に🀈 を捨てて 🀇🀊 の両面待ちとするパターンが比較的あるため、状況によっては危険なスジになる。 |
間四間 (あいだよんけん) 間四軒 (〃) |
相手の2つの捨て牌により重なった裏スジ。 例 🀇 と 🀌 → 🀈🀋 例 🀈 と 🀍 → 🀉🀌 例 🀉 と 🀎 → 🀊🀍 例 🀊 と 🀏 → 🀋🀎 |
無スジ (むすじ) | 相手に通っていないスジ。(相手や相手の立直後に他プレイヤーが捨てていない、ロンあがりされる可能性がまったく消えていないスジ) |
スジ引っ掛け (すじひっかけ) | 捨てた牌のスジをあがりの待ち牌にすること。 例 🀈🀊🀌 のリャンカン形から 🀌 を捨てて聴牌する (スジの 🀉 待ち) 例 🀊🀍🀍🀝🀝 の形から 🀊 を捨てて聴牌する (🀊 のスジの 🀍 を含む待ち) |